スタジオアイ閉店のお知らせ

  1997年よりわれわれが前任者より引継ぎ営業してまいりました三鷹サウンドスタジオアイが、
  6月3日をもって
閉店することになりました。
  この突然のお知らせに驚かれる方も多いかと思います。

  実のところ店長以下スタッフ一同も同じ気持ちでいっぱいです。


  閉店についての経緯は以下の通りであります。

  この地下店舗は賃貸物件であり、持ち主から年間契約で場所を借り、1997年春より我々が
  営業をしておりまし
た。今年も年頭に契約を更新したところでした。

  そんな中、突如今週始め(5月21日)に持ち主である有江氏から代理人を通じて立ち退きの話が
  舞い込んでまいりました。

  それは要約すれば、

  「持ち主が自己破産したためにこの物件は管財人預かりになり、すでに競売の手続きを取った。
   速やかにこの物
件から退出してくれ」
  という趣旨のものでした。
  もちろん我々は抗議いたしましたし、持ち主との直接交渉もいたしました。
  しかし、有江氏はここが競売で競り落とされる前に、もめ事を起こすのが商売の方々
  (いわゆる裏街道の人々です)に依頼
し、[占有]という行為を行うつもりのようなのです。
  その手法についての詳しい記述はここでは割愛させていただきますが、もちろんこの行為は
  商法にも民法にももちろん道義にも反するもので
あることはいうまでもありません。
  しかし我々が契約を盾に、このまま営業を続けても、やってくる裏街道の方々からは別の
  占有者とみなされ、もめることは必至であります。

  オープンな営業形態である我々は、入り口から入ってくるややこしい方々を事前に食い止める術を
  基本的には持
ちません。
  その方々とこの場所の既得権を争ってそれを解決するにはやはり数ヶ月の裁判が必要であり、
  結審の頃には
この物件の新しい持ち主が決まっているということになります。
  そして別の形として、我々に告知することなく自己破産に踏み切った持ち主を訴追するという
  方法を取ったとして
も、競売にかかってしまったこの物件が善意の第三者のものになることを
  避けることは現時点ではすでに不可能です。

  その間にここで無理やり営業を続けることは、ここを訪れるお客様方に多大な迷惑をおかけする
  ことになることも想像
に難くありません。
  さらに考えられる最後の選択は、この物件の買取りというものなのですが、競売物件ということもあり、
  買い取った
後の占有者との交渉も含めて明らかに現実的ではございません。
  よって経営者と店長の判断で、勝手ながら、閉店撤退という選択を苦渋の中決めさせて
  いただきました。


  いま現在、われわれは事後処理に駆けずり回っておりますが、基本的には別場所での
  営業再開を考えております。

  スタジオとしての営業再開になるのかライブハウスとしての再開になるのか、もしくは運良く
  現在と同様のカタチで
のそれになるのかは物件次第ではありますが、どのような形であれ皆様方
  の前にもう一度看板を上げられるよう
に努力させていただきます。

  本来なら十分時間を取った上で、お客様がたにも今までの御礼などを済ませた後の閉店
  というカタチが望ましいのも十分理解したうえです。

  
  このような急な告知でご気分を害された方々も多いとは思いますが、
  「事の真相については、我々サイドの名誉のためにもはっきりさせておく必要がある」
  という判断の元、事情の公開というカタチを取らせていただきました。
  なにとぞ事情をご理解いただけるようお願い
申し上げます。
  今後の我々の展開については、このホームページ上で告知をさせていただきます。
  自主イベントなどさまざまなものを含めて、6月中には今後の展開について一応のご報告が
  できればと考えております。

  このホームページのURLの変更はありませんので、よろしくお願い申し上げます。

  最後になりましたがみなさまの長らくのご愛顧、まことにありがとうございました。


  出来るだけ早い皆様との再会を心より願っております。

   5月31日 スタジオアイ・オクターブ代表 寺山武志 およびスタッフ一同。

   

   ご連絡、お問い合わせなどはtemple@Studio-AI.comにメールにてお願いいたします。